『隠蔽捜査シリーズ』が人気の今野敏(こんの・びん)さんは、他にも多くの作品を発表しています。
そんな今野敏さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
今野敏の単行本新刊情報
1.『台北アセット』(2023/11/14発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
警視庁公安部外事一課の倉島は、台湾の警察から研修の講師を務めるよう要請され、ゼロの研修から戻った後輩の西本と台北に向かった。そこで倉島は、サイバー攻撃を受けた日本企業の現地法人から捜査を要請されるが、その会社のシステム担当者が殺害され、日本人役員に疑いの目が向けられる。
サイバー攻撃と殺人事件は連動していると直観した倉島は、公安のオペレーションとして正式に捜査に乗り出すが――。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『遠火 警視庁強行犯係・樋口顕』(2023/8/23発売)
幻冬舎
<あらすじ>
東京・奥多摩の山中で他殺体が発見された。警視庁捜査一課の樋口班は現場に急行。調べを進めていくと、殺されたのは渋谷署の係員が職質をしたことがある女子高生で、売春の噂があったことが判明する。樋口顕は被害者の友人である美人女子高生と戸外で面会。すると、その様子を撮影した何者かによってインターネット上に写真を流され、同僚やマスコミから、あらぬ疑いをかけられてしまう。
秀でた能力があるわけではなく、他人を立てることを優先し、家族も大切にしながら、数々の難事件を解決してきた樋口。謀略を打ち破り、殺人事件の真相に辿り着くことができるのか。
3.『脈動』(2023/6/28発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
狙われた警視庁本部庁舎で、 常識を超えた力が蠢く――。不祥事によって崩壊寸前の警察。巡査部長・富野は“亡者祓い”を招集する。「警視庁本部が患っているということですか?」
警察官による暴力や淫らな行為――警視庁内で非違行為が相次ぐ。常時ではあり得ない不祥事の原因とは? 事態の悪化をおそれた警視庁生活安全部少年事件課の巡査部長・富野輝彦は旧知のお祓い師・鬼龍光一を呼び出す。その結果、警視庁を守る結界が破られており、このままでは警察組織は崩壊するという。一方、富野は小松川署で傷害事件を起こした少年の送検に立ち合い、半グレ集団による少女売春の情報をつかむ。一見無関係なふたつの出来事は、やがて奇妙に絡み合う……。
警察小説と伝奇ミステリが融合した、圧巻のエンターテインメント!神奈川県警みなとみらい署刑事第一課暴力犯対策係係長・諸橋夏男。
〈ハマの用心棒〉と呼ばれ、暴力団から一目も二目も置かれる存在だ。大量の商品を注文して代金を支払わない「取り込み詐欺」に管内の暴力団・伊知田組が関与しているらしいが、確証がないという。
県警本部の永田二課長から問い合わせを受けた諸橋は、県警本部と合同で張り込みを開始、伊知田が所有する倉庫に品物が運ばれたのを確認するが、ガサ入れは空振りに終わった。誰かが情報を洩らしたのか!?
4.『トランパー 横浜みなとみらい署暴対係』(2023/5/17発売)
徳間書店
<あらすじ>
神奈川県警みなとみらい署刑事第一課暴力犯対策係係長・諸橋夏男。〈ハマの用心棒〉と呼ばれ、暴力団から一目も二目も置かれる存在だ。大量の商品を注文して代金を支払わない「取り込み詐欺」に管内の暴力団・伊知田組が関与しているらしいが、確証がないという。
県警本部の永田二課長から問い合わせを受けた諸橋は、県警本部と合同で張り込みを開始、伊知田が所有する倉庫に品物が運ばれたのを確認するが、ガサ入れは空振りに終わった。誰かが情報を洩らしたのか!?
5.『署長シンドローム』(2023/3/8発売)
新潮社
<あらすじ>
『隠蔽捜査』でおなじみ竜崎伸也が大森署を去った後、さっそうとあらわれた新署長・藍本小百合が、凶悪事件を解決する!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
今野敏の文庫本新刊情報
1.『ロータスコンフィデンシャル』(2023/11/8発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
ベトナム人殺害の容疑者のロシア人を追う倉島だが、なぜか中国担当の公安捜査官にも動きが─。試される公安エースとしての資質。
2021年の刊行作品の文庫版です。
2.『迎撃 〈新装版〉』(2023/10/11発売)
徳間書店
<あらすじ>
三十過ぎのフリージャーナリスト・柴田邦久は、伝説の日本人傭兵を追ってメキシコに足を踏み入れた。そこで兵士に「生きるための戦い」を教え込む『シンゲン』と出会う。彼はなぜ平和な日本を出て、危険を顧みずに戦うのか。それを知りたいと思った柴田は、他の兵士と同じように厳しい戦闘の指導を受けて『シンゲン』と二人でアフリカの紛争地帯に飛び込んだ!
2010年の刊行作品の文庫新装版です。
3.『天を測る』(2023/9/15発売)
講談社
<あらすじ>
安政7(1860)年、咸臨丸が浦賀港からサンフランシスコを目指して出航した。太平洋の長い航海では船室から一向に出てこようとしない艦長・勝海舟を尻目に、アメリカ人相手に互角の算術・測量術を披露。さらに、着港後、逗留中のアメリカでは、放埒な福沢諭吉を窘めながら、日本の行く末を静かに見据える男の名は、小野友五郎。
男は帰国後の動乱の中で公儀、そして日本の取るべき正しい針路を測り、奔走することになる―。知られざる幕末の英雄の物語!
2020年の刊行作品の文庫版です。
4.『暮鐘 東京湾臨海署安積班』(2023/8/7発売)
短編集
角川春樹事務所
<あらすじ>
またしてもストーカー殺人事件が起きた。東報新聞は、被害者から相談を受けていたにも拘わらず、今回も事件を防げなかった警察を非難した。皆懸命に取り組んでいるものの、すべての事件を未然に防ぐことは難しい。悩んだ末に安積が出した答えとは……。(「防犯」より)
本当に守るべきものは何なのか? 臨海署メンバーの熱く真っ直ぐな眼差しが心に刺さる、傑作短編集。
2021年の刊行作品の文庫版です。
5.『黙示』(2023/7/12発売)
双葉社
<あらすじ>
渋谷区の高級住宅街で窃盗事件が発生! 警視庁捜査三課の萩尾警部補は、相棒の武田秋穂と現場に向かった。被害者はIT長者の館脇で、盗まれたのは伝説の「ソロモンの指輪」。4億かけて入手したものだという。事件には伝説の「暗殺教団」らが関わっており、館脇は命を狙われているというが……。
大好評、萩尾警部補シリーズ第3弾!
2020年の刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『台北アセット』(2023/11/14発売)
- 『遠火 警視庁強行犯係・樋口顕』(2023/8/23発売)
- 『脈動』(2023/6/28発売)
- 『トランパー 横浜みなとみらい署暴対係』(2023/5/17発売)
- 『署長シンドローム』(2023/3/8発売)
■文庫本新刊
- 『ロータスコンフィデンシャル』(2023/11/8発売)
- 『迎撃 〈新装版〉』(2023/10/11発売)
- 『天を測る』(2023/9/15発売)
- 『暮鐘 東京湾臨海署安積班』(2023/8/7発売)
- 『黙示』(2023/7/12発売)
精力的に作品を発表し続ける今野敏さん。
引き続き新刊情報を追っていきます!
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