『隠蔽捜査シリーズ』が人気の今野敏(こんの・びん)さんは、他にも多くの作品を発表しています。
そんな今野敏さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
今野敏の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『ニンジャ 公安外事・倉島警部補』(2025/5/14発売)
- 『署長サスピション』(2025/4/9発売)
- 『天狼 東京湾臨海署安積班』(2025/3/14発売)
- 『昇華 機捜235』(2024/12/18発売)
- 『リミックス』(2024/9/3発売)
■文庫本新刊
- 『署長シンドローム』(2025/3/14発売)
- 『龍の哭く街』(2025/2/7発売)
- 『心霊特捜<新装版>』(2024/12/11発売)
- 『石礫 機捜235』(2024/11/12発売)
- 『無明 警視庁強行犯係・樋口顕』(2024/10/10発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
今野敏の単行本新刊情報
1.『ニンジャ 公安外事・倉島警部補』(2025/5/14発売)
最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
公安のエース、倉島警部補の活躍を描く「公安外事・倉島警部補」シリーズ第8弾!知られざる公安の日常、他部署の公安警察官、あるいは刑事との関係性を知ることができる【ザ・公安小説入門編】にして、チーム倉島の冴えた躍動に鼓動高鳴る短篇集。
表題作「ニンジャ」を含む全8篇を収録。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『署長サスピション』(2025/4/9発売)
講談社
<あらすじ>
近頃、怪盗フェイクを名乗る変幻自在の窃盗犯が出没し、大森署の管内の宝石店を荒らして、マスコミを騒がしていた。そんななか、戸高が競艇場で二千万円の万舟券をゲット。さらに、前回小型核兵器を守り切った実績から、警察の各方面から公金の保護を名目に大金が持ち込まれ、なんと総額一億円が大森署の署長室に……。するとそれを見越してか、怪盗フェイクがSNSで犯行予告!「大森署の署長室にあるお宝を頂く」なんと日時指定までしてきたのだった。
はたして藍本たちは、大胆不敵な謎の怪盗から、署長室の金庫に眠る大金と、警察の面子を守り切れるのかーー!?
3.『天狼 東京湾臨海署安積班』(2025/3/14発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
東京湾臨海署刑事組対課強行犯第一係、通称・安積班のメンバー須田巡査部長が、臨海署管内にあるスナックのマスターから、ミカジメ料を要求されたと相談を受けた。安積と須田は暴力犯係の真島係長に相談し、見回りを強化してもらうことに。一方、管内で立て続けに傷害事件が発生する。湾岸エリアが物騒な空気に包まれる中、交機隊の隊員が、速水小隊長の様子がおかしいと安積に相談にきた。
心配に思う安積のもとに、速水が救急搬送されたとの連絡が入って……。次々と起こる傷害事件。その目的は何なのか。
市民と、信じる正義を守るため、臨海署のプライドをかけて、安積たちはかつてない戦いに挑んでいく!
4.『昇華 機捜235』(2024/12/18発売)
光文社
<あらすじ>
警視庁機動捜査隊渋谷分駐所の名コンビ、高丸卓也と縞長省一。彼らの機捜車のコールサインは235だ。衆議院解散に伴う総選挙が決まり、その対応で忙しくなった警視庁を騒然とさせる事件が発生。SNSに法務大臣・坂本の殺害予行が投稿されたのだ。
ある事件で捜査一課特殊犯捜査第一係係長・葛城に評価された機捜231の大久保実乃里は、設置された特別捜査本部に呼ばれ、高丸、縞長とともに、坂本の選挙区・川越で坂本の選挙事務所に潜入捜査に入る。
次々に浮かびあがる容疑者たちを懸命に捜査する三人だったが、さらに事件は展開し――。読者を引き込む熟練の語り口が大人気のシリーズ第三弾登場。
5.『リミックス』(2024/9/3発売)
小学館
<あらすじ>
神奈川県警少年捜査課の高尾と丸木のもとに、旧知の高校生・賀茂が失踪したという報せが届く。賀茂は古代の霊能者・役小角の呪術力を操る不思議な少年だった。賀茂は失踪前、半グレに追われていたという。高尾たちが失踪の経緯を調べると、外国にルーツをもつ若者たちと半グレ集団の間で抗争が起きつつあることが判明する。
事態はやがて、カルト的人気を誇る女性ボーカル・ミサキを巻き込んだ誘拐事件へと発展し――!?
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
今野敏の文庫本新刊情報
1.『署長シンドローム』(2025/3/14発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた。
ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入るーー新署長の手腕や、如何に?
2023年の刊行作品の文庫版です。
2.『龍の哭く街』(2025/2/7発売)
徳間書店
<あらすじ>
新宿・歌舞伎町。中国マフィア、さらには暴力団の抗争が絶えず、暴力と金が全てを支配する街。そんな街の片隅にあるバー「ハイランド」で氷室和臣はバーテンダーとして働いていた。ある日、ひとりの男が氷室を訪ねてきた。入国管理局特別対策室室長の土門は、四年前の不法残留者・呉兄弟について調査に協力してほしいという。氷室はかつて入国管理局に所属していたのだ。
言葉を濁す氷室だが、それを機に平穏だった生活が一変する。呉兄弟の案件に関わった元同僚が次々と死に、氷室自身も何者かに襲われる。さらに自宅が火事になり、恋人の麻美までが襲われ――。
2010年の刊行作品の文庫新装版です。
3.『心霊特捜<新装版>』(2024/12/11発売)
双葉社
<あらすじ>
神奈川県警鎌倉署に常駐する「R特捜班」は、霊がからむ事件を捜査する。そんな「R特捜班」との連絡係をつとめる大悟は、他の課から胡散臭い目でみられながらも、真摯に事件に向き合い、「R特捜班」の面々を理解し、事件を解決していく。
事件捜査に大悟の人間的成長をからめた傑作警察小説。
2008年の刊行作品の文庫新装版です。
4.『石礫 機捜235』(2024/11/12発売)
光文社
<あらすじ>
「機捜235」の高丸と縞長が発見した爆弾テロ犯・内田が建築現場に立てこもった。内田は逃走途中で何者かと会い、爆発物入りらしいリュックを渡していた。彼らの目的はいったい何なのか? 身柄を確保された内田の取り調べが始まるが……。
一方、事件前の内田の足取りを追う高丸と縞長は、意外な人物との接点に辿り着く。機動捜査隊出身・高丸と見当たり捜査の天才(だが見た目はくたびれた中年)・縞長の異色バディによる大人気シリーズ第2弾!
2022年の刊行作品の文庫版です。
5.『無明 警視庁強行犯係・樋口顕』(2024/10/10発売)
幻冬舎
<あらすじ>
東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の千住署が自殺と断定するも、本部捜査一課の樋口は別動で調べ始める。その生徒は生前に旅行を計画し、遺体の首筋にはひっかき傷があった。だが樋口は千住署からは猛反発を受け、本部の上司には激しく叱責される。彼の刑事人生はここまでか――。
組織の狭間で男が正義を貫く傑作警察小説!
2022年の刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ニンジャ 公安外事・倉島警部補』(2025/5/14発売)
- 『署長サスピション』(2025/4/9発売)
- 『天狼 東京湾臨海署安積班』(2025/3/14発売)
- 『昇華 機捜235』(2024/12/18発売)
- 『リミックス』(2024/9/3発売)
■文庫本新刊
- 『署長シンドローム』(2025/3/14発売)
- 『龍の哭く街』(2025/2/7発売)
- 『心霊特捜<新装版>』(2024/12/11発売)
- 『石礫 機捜235』(2024/11/12発売)
- 『無明 警視庁強行犯係・樋口顕』(2024/10/10発売)
精力的に作品を発表し続ける今野敏さん。
引き続き新刊情報を追っていきます!
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