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今野敏さんの「スクープシリーズ」は、スクープを追う敏腕記者が見た都会の闇を描いた人気シリーズです。
そんな今野敏さんの「スクープシリーズ」の読む順番を紹介いたします!
今野敏「スクープシリーズ」読む順番
現在5作が集英社から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
1.『スクープ』(2009年)
<あらすじ>
TBNテレビ報道局社会部の布施京一は、看板番組『ニュース・イレブン』所属の遊軍記者。素行に問題はあるものの、独自の取材で数々のスクープをものにしている。時には生命の危険にもさらされるが、頼りになるのは取材ソースのひとりでもある警視庁捜査一課黒田裕介刑事の存在だ。
きらびやかな都会の夜、その闇に蠢く欲望と策謀を抉り出す。
こちらが第1作目。
個性派キャラの記者・布施京一がストーリーをぐいぐい引っ張ります。そこに今野さんが得意とする刑事も登場し、深みのある物語が描かれています。
この『スクープ』は1997年刊行の『スクープですよ!』(ジョイ・ノベルス)を改題して文庫化した作品となります。
2.『ヘッドライン 』(2011年)
<あらすじ>
報道番組「ニュースイレブン」の記者、布施。素行の悪さに目をつけられながらも、独自の取材で多くのスクープをものにしてきた彼が興味を示した女子学生猟奇殺人事件は、警視庁捜査一課第二係、黒田の担当だった。警察も知らない事実を布施が握っているらしいと感づいた黒田は、彼に張り付くことを決める。
記者と刑事、異色のタッグを組んだ二人は、やがて事件に潜む大きな闇の核心に迫って―。
3.『クローズアップ』(2013年)
<あらすじ>
週刊誌の記者が何者かに殺された。偶然その場に居合わせた報道番組「ニュースイレブン」記者の布施は事件直後の現場撮影に成功、翌日のニュースで映像が流される。一方、継続捜査を受け持つ捜査一課の黒田はある暴力団の組員が殺害された事件を追う中で、記者殺害との奇妙な符合に気付く。
しかし、二つの事件を繋ぐカギは踏み込んではならない聖域だった―。
4.『アンカー』(2017年)
<あらすじ>
報道番組『ニュースイレブン』の名物記者・布施は、十年前に起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せる。この継続捜査を、警視庁特命捜査対策室の刑事・黒田が担当することになるが、謎は深まるばかり。
一方、番組の視聴率低迷を受け、関西の系列局から栃本という男が送り込まれた現場には、不穏な空気が漂い始める。報道の本質とは何か。そして、事件の意外な真相とは。
5.『オフマイク』(2020年)
最新刊
<あらすじ>
二十年前に起こった大学生自殺と現役大物政治家の黒い人脈。二つを繋ぐ人物を追ううちに見えてきた意外な真実とは―。報道番組の名物記者・布施と継続捜査担当の敏腕刑事・黒田は、情報を求めて今夜も街を駆け回る!
こちらが最新刊になります。
まとめ
それではおさらいします。
今野敏「スクープシリーズ」の読む順番は以上のようになります。
現在5作ですので、今野敏さんのシリーズ作品としてはまず手に取りやすいボリューム感。興味を持たれましたら、ぜひ読破してみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
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