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今野敏「任侠シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ

今野敏「任侠シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ


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今野敏さんの「任侠シリーズ」は、義理人情で生きる昔気質の任侠者が活躍する人気シリーズ。

そんな今野敏さんの「任侠シリーズ」の読む順番を紹介いたします!

今野敏「任侠シリーズ」読む順番

現在5作が実業之日本社/中央公論新社から刊行されています。

おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。

1.『任侠書房』(2004年)

<あらすじ>
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。

舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブル。

頭を抱える日村と梅之木書房の運命は? 「任侠」シリーズ第一弾(『とせい』を改題)。

こちらが第一作目です。

コミカルな内容ですが、本人たちはいたって大真面目。そのギャップがこの作品の魅力にもなっています。

実は『とせい』として出版された時にはそこまでのヒットではなかったのですが、「任侠シリーズ」として改題して表紙も変えたところヒットしました。

そのあたりの顛末は以下のNIKKEI STYLEの記事にまとめられています。

今野敏著「任侠シリーズ」 改題当たり、痛快ヒット(NIKKEI STYLE)

2.『任侠学園』(2007年)

<あらすじ>
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。

そんな組を率いる阿岐本雄造は、度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、文化的事業に目のないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。

百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、日村たちは建て直すことができるのか。大人気の「任侠」シリーズ第二弾。

2作目はなんと学園の運営。

ここでもキャラクターたちの手腕が問われます。

3.『任侠病院』(2011年)

<あらすじ>
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、所帯は小さいが、世の中からはみ出た若い者を抱えて、天下に恥じない任侠道を貫いてきた。

ところが最近、一部の地元民から暴力団追放の動きが起こり、めっきり肩身が狭くなった。そんな中、今回、組長が持ち込んだのは病院の再建話。

日村は、個性豊かな子分たちと、潰れかけた病院の建て直しに奔走するが…。

笑いあり涙ありのおなじみ「任侠」シリーズ第三弾!

3作目は病院。

なかなか攻めた設定ですが、無事に建て直すことができるのでしょうか。

4.『任侠浴場』(2018年)

<あらすじ>
東京のとある町に事務所を構えるヤクザの親分・阿岐本雄蔵は、困った人をほっとけない上、文化事業好きな性格が困りもの。

そのせいで組員たちは、これまで出版社、高校、病院などの経営再建に携わる羽目になってきた。

今度の舞台は赤坂の路地裏にある古びた銭湯! 世の中どんどん世知辛くなって、ヤクザ稼業も楽じゃないが、阿岐本、代貸・日村はじめ個性的な面々は、銭湯にお客を取り戻すことができるのか!?

今度は銭湯。

銭湯はそれ自体が減少傾向にありますが、ここでも彼らの活躍が光ります。

5.『任侠シネマ』(2020年)

<あらすじ>
義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々と舞い込んでくる。

今度の舞台は、北千住にある古い映画館!

TVやネットに押されて客足が落ち、映画館の社長も閉館を覚悟。その上、存続を願う「ファンの会」へ嫌がらせをしている輩の存在まで浮上する…。

マル暴に監視されながら、阿岐本組の面々は、存続危機の映画館をどう守る!?

笑いあり、涙ありの「任侠」シリーズ第5弾!

最新刊では映画館の再建。はたして…?

6.『任侠楽団』(2022年)

最新刊

<あらすじ>
義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。今度は公演間近のオーケストラ!?

ヤクザということがばれないように、コンサルティング会社の社員を装う代貸の日村。慣れないネクタイを絞めるだけでもうんざりなのに、楽団員同士のいざこざが頻発する。そんな中、指揮者が襲撃される事件が発生!

警視庁捜査一課からあの名(?)刑事がやってきて……。

最新刊は何とオーケストラ。どんな展開になるのでしょうか。



まとめ

それではおさらいします。

今野敏「任侠シリーズ」の読む順番は以上のようになります。

出版社、学園、病院、銭湯、映画館……と来て、次はどんな経営再建の依頼が舞い込むのか楽しみです。

なお、中央公論新社による「任侠シリーズ特設サイト」が公開されています。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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