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【2024年最新版】島田雅彦の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

島田雅彦の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1987年までに6度も芥川賞候補となりつつも、残念ながら受賞に至らなかった島田雅彦さんですが、今なお精力的に作品を発表し続けています。

そんな島田雅彦さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

島田雅彦の単行本新刊情報

1.『散歩哲学【NFT電子書籍付】: よく歩き、よく考える』(2023/5/26発売)

最新刊、新書

早川書房

 

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『時々、慈父になる。』(2023/5/26発売)

集英社

<あらすじ>
時は1991年、島田雅彦30歳。

バブルは崩壊したとは言え、執筆の他にも世界中を旅する仕事が続く中、妻の妊娠が判明する。夫は、子育てに適した新居を探し、子どもの名前を考える。「永遠に実現しない希望」を意味する弥勒菩薩からミロクと名付け、生後間もない頃から世界中へと連れ回し、家族の記憶はいつも旅の記憶。

自由奔放に子どもを育てたいと思いながらも、お受験へ。入園式当日に朝帰りをしたのは、父だったからか、作家だったからか。

息子が生まれ、世界が一変したはずの作家による自伝的父子小説。

 

3.『小説作法XYZ』(2022/5/25発売)

創作講座

新潮社

<あらすじ>
小説を書くことは、究極の自由を求めること。

作家生活40年の経験と知識を一冊に集大成。

プロになる道筋をすべて明かした創作講座!

 

4.『パンとサーカス』(2022/3/24発売)

講談社

<あらすじ>
政治的関心を失った民衆には、食料(パン)と見世物(サーカス)を与えておけば支配は容易い。戦争、犯罪、天災、疫病――どれもがサーカスとなる。

ヤクザの二代目、右翼のフィクサー、内部告発者、ホームレス詩人……世直しか、テロリズムか? 諦めの横溢する日本で、いざ、サーカスの幕が上がる!

「私の暴走にどうかお付き合いください」 ――島田雅彦

不正隠蔽の犠牲となった父親の復讐を果たすため、CIAエージェントになった男は、日・米両政府の表と裏を巧みに欺き、いつしか日本国民の仇をとる。

 

5.『スーパーエンジェル』(2021/7/28発売)

講談社

<あらすじ>
ある学園の卒業式。卒業生たちは15歳になると適性検査で選別され、全知全能AI「マザー」の管理下に置かれる。

アキラは判定により開拓地に送られることになり、教育係のヒューマノイド型AI「ゴーレム3」と出会う。

ゴーレム3はアキラとの深い心の交流を通じ、恋の切なさや夢見る力を感じとりながら、
世界の秩序を覆す、とてつもないものを創り出そうとしていたーー。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



島田雅彦の文庫本新刊情報

1.『好色一代男』(2023/11/7発売)

文庫最新刊

河出書房新社

<あらすじ>
生涯で戯れた女性は三七四二人、男性は七二五人。

伝説の色好み・世之介の一生を描いた江戸の名作が、島田雅彦の現代語訳で蘇る!

 

2.『君が異端だった頃』(2022/8/19発売)

集英社

<あらすじ>
「誰にでも少年時代はあるが、誰もがそれに呪われている。」

3月生まれの幼年期から、めくるめく修業時代を経て、『優しいサヨクのための嬉遊曲』での鮮烈なデビューへと――。

「オレは必ず小説家になり、空回りと空騒ぎに終始した恥ずべき高校時代を全て書き換えてやる」と誓った高校時代。「英語とロシア語両方できれば、世界の美女の半分に自分の思いを伝えられる」とロシア語漬けの大学時代。ソビエト留学中に知り合った男性に、小説を持ち込むことを勧められ、『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー後、芥川賞候補になるも、その後5回も落選するとは想像もしなかった。

そして、酒の席で知り合った文豪たち――埴谷雄高、大岡昇平、安部公房、後藤明生、古井由吉、中上健次たち――は、君に伝統を保守する正統なんか目指さずに異端のままでいよ、と教えられた。そしてその間に繰り広げられた、妻がある身の最低男による華麗なる遍歴と、不埒な煩悶に翻弄される日々……。

デビューから36年を経た著者が赤裸々に物語る、自伝的青春「私」小説!

2019年刊行作品の文庫版です。

3.『絶望キャラメル』(2022/2/8発売)

河出書房新社

<あらすじ>
破産寸前の地方都市に流れ着いた、ひとりの新米坊主。

町の再建を賭け、坊主と4人の天才高校生が暴れ回る、ディストピア青春小説。

2018年刊行作品の文庫版です。

4.『カタストロフ・マニア』(2020/10/15発売)

新潮社

<あらすじ>
治験のアルバイトに参加していた青年・シマダミロク(26)が病院のベッドで目覚めると、病院内はおろか、街中から人の姿が消えていた――。

事態の究明に奔走するミロクは、やがてコロナ質量放出(太陽の「しゃっくり」)が原因で地球規模の大停電が起こったこと、それによりライフラインの停止、原発危機、新型ウイルスによる感染症の蔓延が同時に引き起こされたことを知る。

要人たちは身を潜め、人工知能が新世界の構築を推進している。ほんとうにこのまま、文明は滅び、人類は淘汰されていくしかないのか?

前代未聞、絶体絶命、今世紀最大の危機に一人のゲーマーが立ち向かう!

2017年刊行作品の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『好色一代男』(2023/11/7発売)
  2. 『君が異端だった頃』(2022/8/19発売)
  3. 『絶望キャラメル』(2022/2/8発売)
  4. 『カタストロフ・マニア』(2020/10/15発売)

コンスタントに作品を発表している島田雅彦さん。新作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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