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神永学「浮雲心霊奇譚シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ

神永学「浮雲心霊奇譚シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ


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神永学さんの「浮雲心霊奇譚シリーズ」は、死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と、絵師を目指す青年・八十八が不思議な怪異に挑んでいく人気シリーズ。

そんな神永学さんの「浮雲心霊奇譚シリーズ」の読む順番を紹介いたします!

神永学「浮雲心霊奇譚シリーズ」の読む順番

現在7作が集英社から刊行されています。

おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。

それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。

1.『浮雲心霊奇譚 赤眼の理』(2014年)

<あらすじ>
時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。

肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた―。

幕末ミステリー、堂々開幕!

こちらが第1作目。

やはり浮雲のキャラクターが際だっています。幕末に繰り広げられる異端ミステリー。読んでいてわくわくしてきます。

2.『浮雲心霊奇譚 妖刀の理』(2016年)

<あらすじ>
妖刀・村正による惨劇を目撃した絵師の八十八は、刀からただならぬ瘴気を感じ、浮雲に相談に赴く。

金にならないとけんもほろろに断られるが、浮雲の昔なじみらしい謎の美女・玉藻が現れ、自分が正式に依頼をすると言い出す。

事件の背後には、浮雲の宿敵である呪術師・狩野遊山の影が見え隠れして…!? 赤い瞳の憑きもの落としが、動乱の世の怪事件を追う!

幕末ミステリー、待望の第2弾!

2作目。

妖刀、そして呪術師……その謎は混迷を極めていきます。

3.『浮雲心霊奇譚 菩薩の理』(2017年)

短編集

<あらすじ>
時は幕末。赤い両眼で幽霊を見る憑きもの落とし・浮雲は、夜毎、無数に現われる赤子の霊におびえる男の依頼を受ける。怪異には、男が旅人から預かったという曰くありげな黄金の菩薩像が関係しているようで…(「菩薩の理」)など3編を収録。

土方歳三、近藤勇、そして無敵の少年剣士・沖田宗次郎が登場!

尊皇攘夷の気運高まる江戸で、異能の男が事件の謎を解き明かす。幕末ミステリー!

3作目。

新撰組の面々も登場し、物語はさらに白熱していきます。

4.『浮雲心霊奇譚 白蛇の理』(2018年)

短編集

<あらすじ>
雨宿りに立ち寄った寺で白い蛇に遭遇した八十八。不意に現れた美女に人捜しを懇願され…(「白蛇の理」)。

猫又を見たという男が遺体で発見された。猫又退治を依頼された“憑きもの落とし”の浮雲は、妖怪は専門外と言いながらも力を貸すことに…(「猫又の理」)など、全3編を収録。

赤い瞳で死者の霊を見る浮雲が、絵師を目指す青年・八十八と共に幕末の怪異を斬る! 謎解き時代小説!

4作目。

白蛇に猫又……怪異が存分に登場します。

5.『浮雲心霊奇譚 呪術師の宴』(2019年)

<あらすじ>
神楽坂の武家屋敷に招かれた、赤い瞳の憑きもの落とし浮雲と、呉服屋の倅、八十八。

山伏、巫女、傀儡師ら、屋敷には幾人もの霊媒師が集められ、嫡男・浩太朗の除霊を依頼される。しかしその直後、一同の目の前で浩太朗が殺された。そして一人、また一人と死者が…。

「あの男は、逃れられない縁の中にいますから―」近藤勇、土方歳三、沖田宗次郎ら新選組の面々も活躍!

5作目。

連続殺人、そして新撰組の面々。謎の真相は?

6.『浮雲心霊奇譚 血縁の理』(2020年)

短編集

<あらすじ>
小間物屋の倅が、夜な夜な怨霊を祀る神社へ通っている。相談を受けた浮雲は、別の心霊事件との接点を見出し…―(御霊の理)。

想い人の伊織が武家へ嫁ぐことになり、複雑な思いを抱く八十八。さらに伊織が雀の群れに襲われる心霊現象に悩まされるようになる。―(コトリの理)。

遊女を襲い、その血で絵を描こうとしたという絵師。常軌を逸した男が次に狙うのは!?―(血縁の理)。

死者の霊を見つめる赤眼が、江戸の心霊を祓う! シリーズ第6弾!!

6作目。

さまざまな謎が登場し、そのたびに浮雲の推理が冴えます。

7.『月下の黒龍 浮雲心霊奇譚』(2023年)

<あらすじ>
霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲は、土方歳三とともに京へと旅をしていた。

浮雲は箱根で遼太郎と名乗る謎の青年と出会う。遼太郎は幽霊に憑かれやすい性質で、様々な怪異を引き寄せてしまう。

浮かぶ生首、干からびた死体、そして生贄を求める龍。次々と迫る怪異の謎を調べるうちに、浮雲たちは秘められた哀しみと愛にふれていく……

そして明らかになる遼太郎の恐るべき正体とは――

鮮烈な剣戟と、華麗な謎解き。幕末ホラーミステリの傑作。

 

8.『邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚』(2024年)

<あらすじ>
霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲。おのれの運命と対峙するために、土方歳三らとともに京の都へと向かう旅をしていた。

辿り着いた岡崎宿で、歳三たちは子どもの生首と抉り出された腸を目にする。ここ半年、いくつも骸が発見されているらしく、村人たちは鬼の仕業だと噂していた……。

一方、別行動を取っていた浮雲も寺の住職から”人を喰らう鬼”の伝承を聞いた直後、その寺の小僧の惨たらしい死体を発見し……。

恐ろしい伝承の裏に隠された哀しき真実とは――。人は誰しも鬼の一面を持っている。怪異の謎とともに明かされる土方歳三の秘められた過去。

累計750万部突破の「心霊探偵八雲」と双璧をなす幕末ホラーミステリシリーズ、最終章突入!

 



まとめ

それではおさらいします。

神永学「浮雲心霊奇譚シリーズ」の読む順番は以上のようになります。

ぜひ読んでみてくださいね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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