[toc]
恩田陸さんの「神原恵弥シリーズ」は、ウイルスハンターの主人公・神原恵弥(かんばら・めぐみ)が活躍する人気シリーズです。
単発作品が多い恩田さんの中では珍しくシリーズ化している作品でもあります。
そんな恩田陸さんの「神原恵弥」シリーズの読む順番を紹介いたします!
恩田陸「神原恵弥シリーズ」読む順番
現在5作が双葉社から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
1.『MAZE』(2001年)
<あらすじ>
アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物。一度中に入ると、戻れない人間が数多くいるらしい。その「人間消失のルール」を解明すべくやってきた男たちは、何を知り得たのか?
人間離れした記憶力を持ち、精悍な面差しながら女言葉を繰り出す魅惑の凄腕ウイルスハンター・神原恵弥を生み出したシリーズ第一弾、新装版!
こちらが第一作目。
精悍な顔立ちの男性でありながら、女言葉で話すという神原恵弥のキャラクターが立ちまくり、シリーズ化の予感をひしひしと感じさせます。
ジャンルとしてはSFに相当します。恩田さんのSF作品が好きな方は、まずはこの一冊から手に取ってみてくださいね。
2.『クレオパトラの夢』(2003年)
<あらすじ>
北国のH市を訪れた神原恵弥。不倫中の双子の妹を連れ戻すという名目の裏に、外資製薬会社の名ウイルスハンターとして重大な目的があった。H市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。
人々の欲望を掻きたててきたそれは、存在自体が絶対の禁忌(タブー)であった――。
こちらが二作目になります。
人の欲望を神原恵弥が暴き出していきます。
3.『ブラック・ベルベット』(2015年)
最新刊
<あらすじ>
魅惑のウイルスを求め、世界中を飛び回る凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。彼がこの度訪れたのは、東西文化の交差点であるT共和国。この国では、全身に黒い苔の生えた死体が見つかっていた。そして、気鋭の女性科学者が入国後に突如消息を絶つ。
ふたつを結びつけるのは、想像の域を遥かに超えた、ある事実だった――。
三作目は再び海外に。
謎の死体と女性科学者の消息不明事件に、神原恵弥が挑みます。
前作から実に12年ぶりの最新作。
まとめ
それではおさらいします。
- 『MAZE』
(2001年) - 『クレオパトラの夢』
(2003年) - 『ブラック・ベルベット』
(2015年)
恩田陸「神原恵弥」シリーズの読む順番は以上のようになります。
シリーズ4作目に当たる『傾斜のマリア』は小説推理にて連載中。こちらも書籍化が期待できます。それまでに、ぜひ前作までの読破を。
それでは、良い読書体験を!
関連記事
- 恩田陸の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】
- 恩田陸 刊行順(出版順)の全作品一覧とあらすじ紹介
- 恩田陸の名作を読むなら~おすすめ10作品ランキングを紹介
- 恩田陸「理瀬シリーズ」の読む順番とあらすじまとめ【ちょっとややこしい】
- 恩田陸「常野物語シリーズ」読む順番とあらすじまとめ
- パンデミック(ウイルス感染)小説のおすすめ作品ランキング10作
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を
Kindle Unlimitedは月額980円で500万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!