[toc]
今野敏さんの「碓氷弘一シリーズ」は、警視庁捜査一課の刑事・碓氷弘一が活躍する警察小説。
人間くささのある碓氷弘一と周囲のキャラクター、そして社会派的なテーマが人気のシリーズです。
そんな今野敏さんの「碓氷弘一シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
今野敏「碓氷弘一シリーズ」読む順番
現在6作が中央公論新社から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
1.『触発』(1996年)
<あらすじ>
朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。その威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。
特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!はたして犯人の目的は、一体何なのか。
こちらが第1作目。
警視庁、警察庁、そして陸上自衛隊。緊迫感のあるストーリー展開はさすがの一言。
2.『アキハバラ』(1999年)
<あらすじ>
その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した!
その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイたちまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ!
パニック・アクション小説の傑作。
こちらが2作目になります。
なかなかカオスな展開ですが、ラストはしっかり締めます。
3.『パラレル』(2004年)
<あらすじ>
横浜、池袋、下高井戸―。非行少年が次々に殺された。いずれの犯行も瞬時に行われ、被害者は三人組でかつ外傷は全く見られないという共通点が。一体誰が何のために?
おなじみ碓氷部長刑事も広域捜査の本部にかり出された!
警察、伝奇、武道、アクション…。今野敏がこれまで書き続けたジャンルを融合した、珠玉のエンターテインメント、待望の新装改版。
こちらが3作目です。
各地で殺された非行少年たちの事件を追います。
4.『エチュード』(2010年)
<あらすじ>
渋谷・新宿で発生した連続通り魔殺人事件。なぜか誤認逮捕が繰り返される事態を解明すべく警察庁から送り込まれたのは、心理調査官・藤森紗英だった。苦手な美人と組まされる羽目になった碓氷警部補は戸惑うが、紗英の助言によって、巧妙な「犯人すり替え」のトリックが潜んでいることがわかる。
はたしてこの異色コンビは真犯人を探し出し、惨事を食い止めることができるのか。
警察小説の第一人者が贈る「碓氷弘一シリーズ」第四弾。
4作目は誤認逮捕がテーマで、心理調査官の女性捜査員と組みます。
5.『ペトロ』(2012年)
<あらすじ>
高名な考古学者の妻と弟子が相次いで絞殺され、現場には古代文字「ペトログリフ」が残されていた。この文字について調査を任された警視庁捜査一課の碓氷弘一警部補は、専門家を訪ね歩くうちに最強の助っ人とめぐりあう。
それは、考古学、民俗学、言語学に通じる不思議な外国人研究者、アルトマン教授だった。考古学界を揺るがす惨事について、いにしえの文字が伝えようとしている意味とは?
刑事と学者、異色のコンビが、殺意の正体に迫る!
5作目は考古学の研究者とともに事件に挑みます。
5.『マインド』(2015年)
最新刊
<あらすじ>
ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。一見関連性がないように見える各事件だが、発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だという。
さらにその後、同日同時刻に別で三件の事件が起きていたことが判明。
第五係と、再度捜査協力に訪れた心理調査官・藤森は、意外な共通点に気づくが。
最新作の6作目は同日同時刻に起きた事件を追います。
まとめ
それではおさらいします。
今野敏「碓氷弘一シリーズ」の読む順番は以上のようになります。
現在6作ですので、今野敏さんのシリーズ作品としてはまず手に取りやすいボリューム感。興味を持たれましたら、ぜひ読破してみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
関連記事
- 今野敏の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】
- 今野敏「隠蔽捜査シリーズ」の読む順番と感想、おすすめランキング
- 今野敏「任侠シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
- 今野敏「警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
- 今野敏「安積班シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
- 今野敏「同期シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ【完結】
- 今野敏「スクープシリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
- 今野敏「潜入捜査シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ【完結】
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を
Kindle Unlimitedは月額980円で500万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!