現役の内科医でありながら精力的に作品を発表し続ける小説家・知念実希人さん。
そんな知念実希人さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
知念実希人の単行本新刊情報
1.『ヨモツイクサ』(2023/5/17発売)
最新刊
双葉社
<あらすじ>
「黄泉の森には絶対に入ってはならない」人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。
北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されてた。そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。
地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。この2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか……。
本屋大賞ノミネート『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』を超える衝撃
医療ミステリーのトップランナーが初めて挑むバイオ・ホラー!
単行本はこちらが最新刊です。
2.『機械仕掛けの太陽』(2022/10/24発売)
文藝春秋
<あらすじ>
現役医師として新型コロナを目の当たりにしてきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療現場のリアル。2020年初頭、マスクをして生活することを誰も想像できなかった――これは未知のウイルスとの戦いに巻き込まれ、〝戦場〟に身を投じた3人の物語。
大学病院の勤務医で、呼吸器内科を専門とする椎名梓。彼女はシングルマザーとして、幼児を育てながら、高齢の母と同居していた。コロナ病棟の担当者として、最前線に立つことになる。
同じ病院の救急部に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子は、結婚目前の彼氏と同棲中。独身であるがゆえに、コロナ病棟での勤務を命じられる。
そして、70代の開業医・長峰邦昭。町医者として、地元に密着した医療を提供し、息子にはそろそろ引退を考えるように勧められている。しかし、コロナ禍で思い掛けず、高齢で持病もある自身の感染を恐れながらも、現場に立つことを決意する。
あのとき医療の現場では何が起こっていたのか? 3人はそれぞれの立場に苦悩しながら、どのようにコロナ禍を生き抜くのか。
全人類が経験したあの未曾有の災厄の果てに見いだされる希望とは。自らも現役医師として現場に立ち続けたからこそ描き出せた感動の人間ドラマ。
3.『祈りのカルテ 再会のセラピー』(2022/8/10発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
研修を経て、循環器内科医となった諏訪野良太は、学会発表を終えた帰り、医学生時代の同級生である小鳥遊に遭遇する。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に、研修のエピソードを求められた諏訪野の脳裏に蘇るのは、親身に寄り添ってきた患者たちのこと。
まるで戦場のような救急部、心の傷と向き合う形成外科、かけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科。切なくもあたたかな記憶の扉がいま開く。
心震える医療ミステリ「祈りのカルテ」シリーズ、待望の新刊!
4.『死神と天使の円舞曲』(2022/5/24発売)
光文社
<あらすじ>
累計部数55万部突破の「死神」シリーズ、待望の第3弾!『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲(セレナーデ)』に続く、7年ぶりのシリーズ最新刊です。
動物の姿を借りて人々を導いてきた死神のレオ&クロが、今作では力を合わせて事件を解決。著者にしか描けない、謎と感動に満ちたクライマックスは圧巻!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
知念実希人の文庫本新刊情報
1.『白銀の逃亡者』(2023/5/10発売)
文庫最新刊
光文社
<あらすじ>
致死率95%、凶悪なウイルスの大流行が収束した世界。感染から生還した者らは、瞳が白銀色に変化する異能力者、ヴァリアントとなっていた。
救急救命科で働く医師岬純也は、公安に追われるヴァリアントの少女悠から接触を受け、ある計画を打ち明けられる。そして純也は、彼らの生存をかけた闘いに巻き込まれてゆく――。読む手が止まらない最高のエンタメ長編!
2016年刊行作品の文庫新装版です。
2.『十字架のカルテ』(2022/11/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
精神鑑定の第一人者・影山司に導かれ、容疑者たちの心の闇に迫る新人医師の弓削凜。だが、彼女も心の中で重い十字架を背負っていた。
2018年刊行の単行本の文庫版です。
3.『生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ』(2022/8/29発売)
新潮社
<あらすじ>
東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され、臓器が奪われる。さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生し、警察は捜査に乗り出した。心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者達の遺志。
いったい誰が、何の目的で? 非道の犯行を前に、天久鷹央は真相解明に動くが、その動機は思いもよらぬものだった……。
知念実希人「天久鷹央シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>4.『ムゲンのi』(2022/2/9発売)
双葉社
<あらすじ>
若き女医・識名愛衣は不思議な出会いに導かれ、人智を超える事件と難病に挑む。眠りから覚めない四人の患者、猟奇的連続殺人、魂の救済〈マグイグミ〉――すべては繫がり、世界は一変する。
予測不可能な超大作ミステリー、2020年の本屋大賞ノミネート作が待望の文庫化!
2019年刊行の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ヨモツイクサ』(2023/5/17発売)
- 『機械仕掛けの太陽』(2022/10/24発売)
- 『祈りのカルテ 再会のセラピー』(2022/8/10発売)
- 『死神と天使の円舞曲』(2022/5/24発売)
■文庫本新刊
- 『白銀の逃亡者』(2023/5/10発売)
- 『十字架のカルテ』(2022/11/8発売)
- 『生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ』(2022/8/29発売)
- 『ムゲンのi』(2022/2/9発売)
コンスタントに作品を発表し続けている知念さん。次作が楽しみですね。
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