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東野圭吾作品をの新たなシリーズのひとつ、ホテルが舞台の「マスカレードシリーズ」。
シリーズは現在3作品なので、まだまだ追うには間に合います。
そんなマスカレードシリーズを刊行順、そしておすすめ度順に紹介します!
マスカレードシリーズ刊行順
2010年代の新たなシリーズものとして始まった「マスカレードシリーズ」。
ホテルという舞台で繰り広げられる人間模様と謎の数々。映画化もされる等、魅力的なキャラクターが躍動するシリーズとして、今後も期待されるシリーズです。
1.『マスカレード・ホテル』(2011年)
都内で起きた不可解な連続殺人事件。
容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。
彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
いま幕が開く傑作新シリーズ。
おすすめ度:8点
元々は連載短編作品を長編に書き下ろした作品になります。
刑事がホテルマンに化けるという潜入捜査は、ドキドキひやひやしてしまいます。また個性的な客たちを相手に、どんな展開がこの先待ち受けるのかという期待感からページをめくる手が止まりません。
一作目から文句なく成功していると言えるでしょう。
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2019年に木村拓哉、長澤まさみ主演で映画化されています。
関連記事>2.『マスカレード・イブ』(2014年)
短編集
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。
一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。
お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。「マスカレード」シリーズ第2弾。
おすすめ度:7点
短編4話構成の短編集です。
時系列的には『マスカレード・ホテル』の前に当たりますが、やはり最初に『マスカレード・ホテル』を読んでおいたほうが理解が深まりますし、こちらの『イブ』を楽しむことができるでしょう。
もちろん時系列の順番に楽しみたいという方は、こちらの『イブ』から読んでも良いと思いますよ~。
3.『マスカレード・ナイト』(2017年)
おすすめ度:8点
若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。
犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!? あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び――。
もちろん舞台はホテル。今度はどんな犯罪が起きるのか。ホテルウーマンと刑事のコンビがまたまた活躍します。
4.『マスカレード・ゲーム』(2022/4/20発売)
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
捜査によって判明した共通点は、その殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた人間であることだった。
刑事・新田、再びホテル・コルテシアへ――。
こちらが現在のシリーズ最新刊。
3つの殺人事件は解決されるのか?
マスカレードシリーズおすすめ度順
こちらはおすすめ度順です。
まずは質の高い物語から入っていきたい! という方はぜひこちらから。
1位.『マスカレード・ホテル』(2011年)
おすすめ度:8点
やっぱり1位はシリーズ第一作のこちら。まずはこの世界観を楽しんでくださいね。
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関連記事>2位.『マスカレード・ナイト』(2017年)
おすすめ度:8点
2位には時系列的にも続きの長編ということで、シリーズ最新作を選びました。
3位.『マスカレード・イブ』(2014年)
短編集
おすすめ度:7点
こちらは1作目の前日譚かつ短編集ということもあり、他の作品に一歩譲った形です。
時系列かつ短編でサクッと読みたいという方には逆にオススメです。
まとめ
それでは、それぞれおさらいします。
■「マスカレード・シリーズ」刊行順
- 『マスカレード・ホテル』
(2011年) - 『マスカレード・イブ』
(2007年) - 『マスカレード・ナイト』
(2009年) - 『マスカレード・ゲーム』(2022年)
■「マスカレード・シリーズ」おすすめ順
- 『マスカレード・ホテル』
(2011年) - 『マスカレード・ナイト』
(2009年) - 『マスカレード・イブ』
(2007年)
マスカレードシリーズはまだ3作。
新シリーズとしてこれからの刊行が期待できますね!
なお、集英社による「マスカレードシリーズ」特設サイトが公開されていますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
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