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90作以上にも及ぶ東野圭吾作品のうち、いくつかはシリーズ化しています。
有名なものとしては「加賀恭一郎シリーズ」「ガリレオシリーズ」がありますね。実はほかにもシリーズがありますので、全部紹介していきます!
加賀恭一郎シリーズ
刑事・加賀恭一郎が活躍するシリーズとして、あまりにも有名。
ミステリーでありながら人間模様を描き出し、心に染み入るストーリーが多いのも特徴です。それでいて事件の真相は驚くものばかり。
刊行順に読んでいくのが王道ではありますが、作品の質にこだわる方は「おすすめ度」の高い順に読んでいくと良いでしょう。
1.『卒業』(1986年)
おすすめ度:6点
※加賀はまだ学生で、刑事ではありません
2.『眠りの森』(1989年)
おすすめ度:8点
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3.『どちらかが彼女を殺した』(1996年)
おすすめ度:7点
4.『悪意』(1996年)
おすすめ度:9点
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5.『私が彼を殺した』(1999年)
おすすめ度:8点
6.『嘘をもうひとつだけ』(2000年)
短編集
おすすめ度:7点
7.『赤い指』(2006年)
おすすめ度:9点
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8.『新参者』(2009年)
短編集
おすすめ度:8点
9.『麒麟の翼』(2011年)
おすすめ度:8点
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10.『祈りの幕が下りる時』(2013年)
おすすめ度:9点
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11.『希望の糸』(2019年)
おすすめ度:8点
※加賀恭一郎が登場しますが、主人公ではありません
東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」の読む順番、おすすめランキング
関連記事>
ガリレオシリーズ
教授・湯川学が活躍する「ガリレオシリーズ」も超有名。
こちらは「理系ミステリー」として知られ、短編集が多いのが特徴。しかし長編も『容疑者Xの献身』といった名作を世に送り出しています。
こちらも刊行順が定石ですが、同じく「おすすめ度」の高い順に読んでいくのもいいですね。
1.『探偵ガリレオ』(1998年)
短編集
おすすめ度:7点
2.『予知夢』(2000年)
短編集
おすすめ度:6点
3.『容疑者Xの献身』(2005年)
おすすめ度:10点
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4.『ガリレオの苦悩』(2008年)
短編集
おすすめ度:7点
『聖女の救済』と同時発売でした。
5.『聖女の救済』(2008年)
おすすめ度:8点
『ガリレオの苦悩』と同時発売でした。
6.『真夏の方程式』(2011年)
おすすめ度:8点
7.『虚像の道化師 ガリレオ7』(2012年)
短編集
おすすめ度:8点
8.『禁断の魔術 ガリレオ8』(2012年)
短編集
おすすめ度:7点
9.『沈黙のパレード』(2018年)
おすすめ度:9点
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マスカレードシリーズ
2010年代の新たなシリーズものとして始まった「マスカレードシリーズ」。
ホテルという舞台で繰り広げられる人間模様と謎の数々。魅力的なキャラクターが躍動するシリーズとして、今後も期待です。
1.『マスカレード・ホテル』(2011年)
おすすめ度:8点
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2.『マスカレード・イブ』(2014年)
短編集
おすすめ度:7点
3.『マスカレード・ナイト』(2017年)
おすすめ度:8点
東野圭吾「マスカレードシリーズ」の読む順番、おすすめランキング
関連記事>スキー場(雪山)シリーズ
ウインタースポーツのうちでもスノーボードが趣味の東野圭吾さん。
こちらも2010年代から新しいシリーズとして始めました。「雪山シリーズ」とも言えますね。
雪山といえばミステリーの定番のシチュエーション。そこにスノーボードという疾走感あふれるスポーツが絡み、心躍るようなストーリーが展開されていきます。
1.『白銀ジャック』(2010年)
おすすめ度:7点
2.『疾風ロンド』(2013年)
おすすめ度:6点
3.『恋のゴンドラ』(2016年)
短編集
おすすめ度:7点
4.『雪煙チェイス』(2016年)
おすすめ度:6点
東野圭吾「スキー場シリーズ/雪山シリーズ」の最新作と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>
笑小説シリーズ
こちらはブラック東野圭吾というか、黒い笑いを前面に押し出したシリーズ。
人によってこのノリが合う合わないはありそうです。
1.『怪笑小説』(1995年)
短編集
おすすめ度:7点
2.『毒笑小説』(1996年)
短編集
おすすめ度:6点
3.『黒笑小説』(2005年)
短編集
おすすめ度:6点
4.『歪笑小説』(2012年)
おすすめ度:7点
名探偵・天下一五郎シリーズ
こちらもちょっとブラックユーモアもの。「ミステリー」がまな板の上にあげられてしまいます。
同じ年に2作出たのみとなっています。
1.『名探偵の掟』(1996年)
短編集
おすすめ度:7点
2.『名探偵の呪縛』(1996年)
おすすめ度:6点
しのぶセンセシリーズ
東野圭吾の出身である大阪を舞台にした、青春ミステリーもの。甘酸っぱさを感じさせるストーリーが魅力ですが、2作のみとなっています。
1.『浪花少年探偵団』(1988年)
おすすめ度:7点
2.『しのぶセンセにサヨナラ』(1993年)
おすすめ度:7点
白夜行シリーズ
厳密にはシリーズではありませんが、同じ流れを汲むということでシリーズものとして挙げました。
1.『白夜行』(1999年)
おすすめ度:10点
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2.『幻夜』(2004年)
おすすめ度:8点
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まとめ
- 加賀恭一郎シリーズ:11作
- ガリレオシリーズ:9作
- マスカレードシリーズ:3作
- スキーシリーズ:4作
- 名探偵・天下一五郎シリーズ:2作
- しのぶセンセシリーズ:2作
- 白夜行シリーズ:2作
30作超がシリーズものとなっています。
全体の1/3程度がシリーズもので、高い比率を占めますが、シリーズ以外でもかなりの数にのぼることがわかります。
シリーズものから攻めるもよし、それ以外から攻めるもよし。東野圭吾ワールドを楽しみましょう!
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