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東野圭吾の医療ミステリー小説をすべて紹介、あらすじまとめ

東野圭吾の医療ミステリー小説をすべて紹介、あらすじまとめ

東野圭吾さんはさまざまなテーマで小説を発表しています。

その中に医療系のミステリー作品もあります。最先端技術、命の価値、医師の葛藤……そうした事柄を扱った作品を紹介いたします!

東野圭吾の医療ミステリー6作

1.『使命と魂のリミット』(2006年)

<あらすじ>
あの日なくしたものを取り戻すため私は命を賭ける――。

心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。それを果たすべき日、手術室を前代未聞の危機が襲う。大傑作長編サスペンス。

東野圭吾さんの直球系医療ミステリーといえば、こちらの作品。

心臓外科医を目指す若き女性主人公。ある秘密を抱えながらも危機を乗り越えていき、最後に何をつかみ取り、何を見るのか。

ストレートな医療ミステリーを読みたい方におすすめの一作です。

以下の記事でも紹介いたしました。

関連記事>病院が舞台のおすすめ医療小説ランキング10作

2.『人魚の眠る家』(2015年)

<あらすじ>
「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。

そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れた―。病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”という残酷な現実。

一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。

「母と娘」そして「脳死」をテーマにしたヒューマン医療ミステリー。

医師が活躍する話ではないですが、愛すべき子の脳死という事実を突きつけられた時に、親はどう感じ、どう行動するのか。

ラストに待ち受ける愛の結末に、涙が止まらなくなりました。

日本医師会が主催する第5回日本医療小説大賞(2016年)の最終候補作品にノミネートされました。なお受賞作は中島京子さん『長いお別れ』でした。

参考:第5回日本医療小説大賞候補作品決定

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3.『分身』(1993年)

<あらすじ>
函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。

最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。

鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か? 現代医学の危険な領域を描くサスペンス長篇。

自分とそっくりな女性の存在に気づいた主人公。それ以来、不可解なことばかりが起こり……。

現代医学の危険領域に踏み込んだ、倫理観を問われる作品。読み終わった後にタイトルを見ると、その込められた意味にぐっとくることでしょう。

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4.『変身』(1994年)

<あらすじ>
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯! 脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。

平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。

自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。

こちらは「脳移植」がテーマの重めのサスペンス。

脳移植手術を受けた主人公に待ち受ける変化。脳が移植後に心のみならず自分という存在が「変身」していく恐怖がひしひしと感じ取れます。

映画化(2005年)、ドラマ化(2014年)もされています。

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5.『カッコウの卵は誰のもの』(2013年)

<あらすじ>
往年のトップスキーヤー緋田宏昌は、妻の死を機に驚くべきことを知る。

一人娘の風美は彼の実の娘ではなかったのだ。苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を研究する科学者が現れる。彼への協力を拒みつつ、娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。

そんな中、風美の大会出場を妨害する脅迫者が現れる―。

「遺伝子」がテーマの作品。

医療色はやや薄めですが、遺伝子の研究や、それにまつわる秘密等、さすがの筆致で読ませます。

ドラマ化(2016年)もされています。

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6.『プラチナデータ』(2010年)

<あらすじ>
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。

検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺されたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。

追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。

最後は「DNA」がテーマの作品。

医療色はさらに薄めですが、DNA捜査システムを利用して捜査をしていくというストーリー。DNAによって人の心まで解き明かすことができるのでしょうか?

映画化(2013年)もされています。

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まとめ

以上の6作を紹介してきました。

どのようなテーマでも一流のミステリー、サスペンス小説を創りあげる東野圭吾さん。それは医療領域も同様で、いずれも面白いだけでなく、何かしら考えさせられるものを突きつけられるような作品が並びます。

ぜひ東野圭吾医療ミステリーの世界に浸かりましょう。

それでは良い読書体験を!

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