シリーズ作品の読む順番 PR

【2024年版】東野圭吾 刊行順の全作品一覧と紹介コメント(点数つき)

東野圭吾 刊行順の全作品一覧と紹介コメント(点数つき)

2010年代:25作品

70.『カッコウの卵は誰のもの』(2010年)

おすすめ度:7点

スキーヤーと遺伝子という組み合わせのテーマで、ぐいぐい物語を引っ張ります。佳作といえるでしょう。

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71.『プラチナデータ』(2010年)

おすすめ度:6点

DNAとコンピュータ。この取り合わせにピピッときたらぜひ。

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72.『白銀ジャック』(2010年)

おすすめ度:7点

得意のスキー場もの。スノーボードのレースとからめた疾走感が面白く、一気読みできます。

なお東野圭吾さんはスノーボードが大の趣味で、これらの一連の作品はスキー場シリーズとして刊行されています。

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73.『あの頃の誰か』(2011年)

短編集

おすすめ度:7点

短編集ですが『秘密』の原形と言える『お父さん』を収録。これだけでも読む価値があるかも。

74.『麒麟の翼』(2011年)

おすすめ度:8点

加賀シリーズ9弾目。父と子をテーマにした感動ミステリー。ラストで明かされる真相は…。

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75.『真夏の方程式』(2011年)

おすすめ度:8点

ガリレオシリーズ第6弾。舞台は海。

そこでどんな科学的分析に基づいた推理が行われるのか。ラストは少し悲しい展開です。

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76.『マスカレード・ホテル』(2011年)

おすすめ度:8点

新シリーズとなる「マスカレードシリーズ」。こちらが第1弾です。

舞台はホテル。さまざまな人が交差する場だからこそ、事件は深みにはまっていきます。

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77.『歪笑小説』(2012年)

おすすめ度:7点

「笑小説」シリーズ。小説家の裏をテーマにした短編集です。このシリーズが好きな方はぜひ。

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78.『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2012年)

おすすめ度:8点

ファンタジーを交えたミステリー。ウルッと感動しちゃう物語に仕上がっています。

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79.『虚像の道化師 ガリレオ7』(2012年)

短編集

おすすめ度:8点

ガリレオシリーズ第7弾の短編集。「虚像」を相手にした湯川がどのように見破るのか。どの短編も彼の魅力が凝縮されています。

なお、文庫化にあたって再編集され、下記の「ガリレオ8」のうち3編を文庫に収録。残りの1編を長編『禁断の魔術』として文庫として刊行しています。

こちらが文庫版で、単行本と収録内容が異なるのでご注意を。

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80.『禁断の魔術 ガリレオ8』(2012年)

短編集

おすすめ度:7点

ガリレオシリーズ第8弾。単行本は短編集になっています。

ただし、『ガリレオ7』で述べたように文庫化にあたって「猛射つ」の1編を長編として書き直しています。

こちらが文庫版。単行本と内容が異なるのでご注意を。

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81.『夢幻花』(2013年)

おすすめ度:8点

第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。「花」をテーマに構築されたミステリは人間ドラマを描き、やがて驚愕の真相にたどり着きます。

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82.『祈りの幕が下りる時』(2013年)

おすすめ度:9点

加賀シリーズ10弾にして、シリーズ最後の作品です。加賀シリーズを締めくくる作品として、必読の一冊といえるでしょう。

2010年代イチオシ!

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83.『疾風ロンド』(2013年)

おすすめ度:6点

『白銀ジャック』の系譜であるスキー場を舞台にしたミステリー。軽く読めるため、時間のあるときにサクッといけます。

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84.『虚ろな十字架』(2014年)

おすすめ度:8点

死刑制度がテーマの社会派ミステリー。死刑廃止論争も含めつつ、一級のミステリーを構築しています。

85.『マスカレード・イブ』(2014年)

短編集

おすすめ度:7点

マスカレードシリーズ第2弾は連作短編集。時系列的には「マスカレード・ホテル」より前になります。

86.『ラプラスの魔女』(2015年)

おすすめ度:7点

SFチックなストーリーで、科学を交えて謎を解き明かしていきます。やや突飛な内容ですが、ハマれば面白いと思います。

87.『人魚の眠る家』(2015年)

おすすめ度:8点

今作のテーマは「脳死」。社会派ミステリーの書き手としてもその手腕はうなります。

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88.『危険なビーナス』(2016年)

おすすめ度:6点

獣医師が主人公ですが、恋をテーマにしています。読み手が主人公の性格を受け入れられるかが、面白く感じられるかの分かれ道になりそうです。

89.『恋のゴンドラ』(2016年)

短編集

おすすめ度:7点

雪山を舞台にした短編ミステリー集。それぞれの質は高く、どの短編も楽しめると思います。

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90.『雪煙チェイス』(2016年)

おすすめ度:6点

『白銀ジャック』『疾風ロンド』の系譜の雪山シリーズ。ちょっと展開が強引か。軽く読むには適しています。

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91.『素敵な日本人』(2017年)

短編集

おすすめ度:7点

9作を収録した短編集。笑いや涙を誘う物語がそろっており、気軽に読むことができます。



92.『マスカレード・ナイト』(2017年)

おすすめ度:8点

マスカレードシリーズ第3弾。緊迫感もあり、スケールの大きな作品に。マスカレードファンならぜひとも読んでおきたい作品。

93.『魔力の胎動』(2018年)

短編集

おすすめ度:7点

『ラプラスの魔女』の前に当たる短編集。どの短編も切れ味は衰えません。『ラプラスの魔女』を読むならこちらも。

94.『沈黙のパレード』(2018年)

おすすめ度:9点

ガリレオシリーズ第9弾にして、シリーズ20年目という本作。パレード当日の事件、ガリレオはどのように解決したのでしょうか。必読の一冊です。

2010年代イチオシ!

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95.『希望の糸』(2019年)

おすすめ度:8点

「家族」をテーマにしたミステリー作品。ある人物が登場し、ファンの期待にも応えた一作。

2010年代はここまで。25作品を送り出しました。1年に2.5作とややペースは落ちましたが、まだまだこれだけの作品を生み出すというのは驚嘆するばかり。

次のページでは、いよいよ2020年代に突入です。

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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