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【2024年版】東野圭吾 刊行順の全作品一覧と紹介コメント(点数つき)

東野圭吾 刊行順の全作品一覧と紹介コメント(点数つき)

1990年代:28作品

14.『探偵倶楽部』(1990年)

短編集

おすすめ度:8点

VIP専用の調査機関である「探偵倶楽部」をめぐるストーリー。短編集ですが、どれもハイレベルな秀作がそろっています。

15.『宿命』(1990年)

おすすめ度:8点

ラスト1行の衝撃といえば、この作品。こういうラストが好きな方には受け入れられるでしょう。

1990年代イチオシ!

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16.『犯人のいない殺人の夜』(1990年)

短編集

おすすめ度:7点

短編集ですが、いずれもハイレベルな作品となっています。

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17.『仮面山荘殺人事件』(1990年)

おすすめ度:8点

ラストのどんでん返しが素晴らしく効いています。これには騙されました。

1990年代イチオシ!

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18.『変身』(1991年)

おすすめ度:8点

脳移植もので、東野圭吾の得意とする医療系ミステリーの初出作品。ちょっとホラーっぽい香りもします。

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19.『回廊亭殺人事件』(1991年)

おすすめ度:6点

本格推理もの。トリックが冴えていますが、全体感としては小粒かもしれません。

20.『天使の耳』(1992年)

おすすめ度:7点

テーマは交通事故。社会派でありながら、軽く読ませる技量はさすが。

21.『ある閉ざされた雪の山荘で』(1992年)

おすすめ度:8点

雪山の山荘というド定番な舞台を扱っていますが、見事に話を組み立てていきます。

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22.『美しき凶器』(1992年)

おすすめ度:6点

有名スポーツ選手4名が犯行を隠すという展開は抜群のオリジナリティ。

ちょっと大味ながら、こういう話は嫌いではないです。



23.『同級生』(1993年)

おすすめ度:8点

東野圭吾の原点とも言える、学園ものミステリー。魅力的な謎が次々と現れては、解決されていきます。

24.『分身』(1993年)

おすすめ度:7点

浅からぬ因縁を持つ2人の視点で進む、得意の科学ものミステリー。ラストは賛否ありそうですが、これもアリかなと。

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25.『しのぶセンセにサヨナラ』(1993年)

おすすめ度:7点

浪花少年探偵団シリーズ第二弾。単行本は『浪花少年探偵団2』として刊行されました。

隠れた名作と言えるでしょう。

26.『怪しい人びと』(1994年)

短編集

おすすめ度:7点

7本の短編を収録。どれも切れ味があります。

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27.『むかし僕が死んだ家』(1994年)

おすすめ度:7点

終盤までの筆運びはさすがに読ませます。ただラストはやや不完全燃焼に感じる方もいるかもしれません。

28.『虹を操る少年』(1994年)

おすすめ度:7点

これまでにないファンタジックな作品。しかしその設定が生きており、ラストで見事に結実します。

29.『パラレルワールド・ラブストーリー』(1995年)

おすすめ度:7点

SFラブミステリーとでもいいましょうか。やや強引ではありますが、最後までしっかりと読ませます。

30.『あの頃ぼくらはアホでした』(1995年)

エッセイ

おすすめ度:5点

エッセイ集になります。自伝的要素が強く、東野圭吾好きであればおすすめできます。

31.『怪笑小説』(1995年)

短編集

おすすめ度:7点

ブラックユーモアなミステリー短編集です。シリアスではない東野圭吾の一面を見たい方はぜひ。

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32.『天空の蜂』(1995年)

おすすめ度:8点

原子力発電所が危機に陥るという、先見の明を感じさせる作品。サスペンス的な展開を見せ、ハラハラドキドキしたい方に。

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33.『名探偵の掟』(1996年)

短編集

おすすめ度:7点

本格ミステリーに対する自虐ものの作品です。多くの作品群の中でも毛色が違いますが、ミステリー好きにこそ贈りたい一作です。

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34.『どちらかが彼女を殺した』(1996年)

おすすめ度:7点

加賀シリーズ第3弾です。犯人が最後まで明らかにされないという、これまでにないラストが話題になりました。

推理の材料はすべて作中に出ていますので、自分で当てられることはできます。答え合わせや考察などは、ネットで検索してみましょう。

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35.『毒笑小説』(1996年)

短編集

おすすめ度:6点

『怪笑小説』に次ぐシリーズ2作目の短編集。前作が気に入った方に。

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36.『悪意』(1996年)

おすすめ度:9点

加賀シリーズ4弾目。序盤で逮捕された犯人の動機を探っていく展開ですが、ラストまで一気に引っ張ります。

1990年代イチオシ!

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37.『名探偵の呪縛』(1996年)

おすすめ度:6点

名探偵シリーズ2作目で、こちらは長編です。前作が好きだった方はぜひこちらも。

38.『探偵ガリレオ』(1998年)

短編集

おすすめ度:7点

ガリレオシリーズ第1弾です。湯川のキャラクターが物語を牽引していくスタイルはすでに確立されており、面白く読み進めることができます。

湯川教授ファンであれば、まずはこちらの一冊を。

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39.『秘密』(1998年)

おすすめ度:9点

東野圭吾がブレイクするきっかけとなった金字塔的な作品。ファンタジックな設定ではあるものの、終盤の切なさと読了感は屈指の名作といえます。

好き嫌いはあるかもしれませんが、いろいろな意味で読んでおくと良い作品のひとつでしょう。

1990年代イチオシ!

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40.『私が彼を殺した』(1999年)

おすすめ度:8点

加賀シリーズ第5弾。3人の容疑者を追い詰めていき……加賀の推理が冴え渡ります。

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41.『白夜行』(1999年)

おすすめ度:10点

東野圭吾の長いキャリアの中でも、最高峰に位置づけられる傑作。多少癖はあるものの、東野圭吾の作品群では、早い段階で読んでおくと良いでしょう。

1990年代イチオシ!

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1990年代はここまで。実に28作品。1年に約3冊というハイペースで精力的に作品を創り続けました。

次のページでは、いよいよ2000年代に突入です。直木賞を受賞したあの作品も登場します!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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