1990年代:28作品
14.『探偵倶楽部』(1990年)
短編集
おすすめ度:8点
VIP専用の調査機関である「探偵倶楽部」をめぐるストーリー。短編集ですが、どれもハイレベルな秀作がそろっています。
15.『宿命』(1990年)
おすすめ度:8点
ラスト1行の衝撃といえば、この作品。こういうラストが好きな方には受け入れられるでしょう。
1990年代イチオシ!
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
16.『犯人のいない殺人の夜』(1990年)
短編集
おすすめ度:7点
短編集ですが、いずれもハイレベルな作品となっています。
関連記事>17.『仮面山荘殺人事件』(1990年)
おすすめ度:8点
ラストのどんでん返しが素晴らしく効いています。これには騙されました。
1990年代イチオシ!
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
18.『変身』(1991年)
おすすめ度:8点
脳移植もので、東野圭吾の得意とする医療系ミステリーの初出作品。ちょっとホラーっぽい香りもします。
関連記事>19.『回廊亭殺人事件』(1991年)
おすすめ度:6点
本格推理もの。トリックが冴えていますが、全体感としては小粒かもしれません。
20.『天使の耳』(1992年)
おすすめ度:7点
テーマは交通事故。社会派でありながら、軽く読ませる技量はさすが。
21.『ある閉ざされた雪の山荘で』(1992年)
おすすめ度:8点
雪山の山荘というド定番な舞台を扱っていますが、見事に話を組み立てていきます。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
22.『美しき凶器』(1992年)
おすすめ度:6点
有名スポーツ選手4名が犯行を隠すという展開は抜群のオリジナリティ。
ちょっと大味ながら、こういう話は嫌いではないです。
23.『同級生』(1993年)
おすすめ度:8点
東野圭吾の原点とも言える、学園ものミステリー。魅力的な謎が次々と現れては、解決されていきます。
24.『分身』(1993年)
おすすめ度:7点
浅からぬ因縁を持つ2人の視点で進む、得意の科学ものミステリー。ラストは賛否ありそうですが、これもアリかなと。
関連記事>25.『しのぶセンセにサヨナラ』(1993年)
おすすめ度:7点
浪花少年探偵団シリーズ第二弾。単行本は『浪花少年探偵団2』として刊行されました。
隠れた名作と言えるでしょう。
26.『怪しい人びと』(1994年)
短編集
おすすめ度:7点
7本の短編を収録。どれも切れ味があります。
関連記事>27.『むかし僕が死んだ家』(1994年)
おすすめ度:7点
終盤までの筆運びはさすがに読ませます。ただラストはやや不完全燃焼に感じる方もいるかもしれません。
28.『虹を操る少年』(1994年)
おすすめ度:7点
これまでにないファンタジックな作品。しかしその設定が生きており、ラストで見事に結実します。
29.『パラレルワールド・ラブストーリー』(1995年)
おすすめ度:7点
SFラブミステリーとでもいいましょうか。やや強引ではありますが、最後までしっかりと読ませます。
30.『あの頃ぼくらはアホでした』(1995年)
エッセイ
おすすめ度:5点
エッセイ集になります。自伝的要素が強く、東野圭吾好きであればおすすめできます。
31.『怪笑小説』(1995年)
短編集
おすすめ度:7点
ブラックユーモアなミステリー短編集です。シリアスではない東野圭吾の一面を見たい方はぜひ。
関連記事>32.『天空の蜂』(1995年)
おすすめ度:8点
原子力発電所が危機に陥るという、先見の明を感じさせる作品。サスペンス的な展開を見せ、ハラハラドキドキしたい方に。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
33.『名探偵の掟』(1996年)
短編集
おすすめ度:7点
本格ミステリーに対する自虐ものの作品です。多くの作品群の中でも毛色が違いますが、ミステリー好きにこそ贈りたい一作です。
関連記事>34.『どちらかが彼女を殺した』(1996年)
おすすめ度:7点
加賀シリーズ第3弾です。犯人が最後まで明らかにされないという、これまでにないラストが話題になりました。
推理の材料はすべて作中に出ていますので、自分で当てられることはできます。答え合わせや考察などは、ネットで検索してみましょう。
東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」の読む順番、おすすめランキング
関連記事>35.『毒笑小説』(1996年)
短編集
おすすめ度:6点
『怪笑小説』に次ぐシリーズ2作目の短編集。前作が気に入った方に。
関連記事>
36.『悪意』(1996年)
おすすめ度:9点
加賀シリーズ4弾目。序盤で逮捕された犯人の動機を探っていく展開ですが、ラストまで一気に引っ張ります。
1990年代イチオシ!
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」の読む順番、おすすめランキング
関連記事>37.『名探偵の呪縛』(1996年)
おすすめ度:6点
名探偵シリーズ2作目で、こちらは長編です。前作が好きだった方はぜひこちらも。
38.『探偵ガリレオ』(1998年)
短編集
おすすめ度:7点
ガリレオシリーズ第1弾です。湯川のキャラクターが物語を牽引していくスタイルはすでに確立されており、面白く読み進めることができます。
湯川教授ファンであれば、まずはこちらの一冊を。
関連記事> 関連記事>39.『秘密』(1998年)
おすすめ度:9点
東野圭吾がブレイクするきっかけとなった金字塔的な作品。ファンタジックな設定ではあるものの、終盤の切なさと読了感は屈指の名作といえます。
好き嫌いはあるかもしれませんが、いろいろな意味で読んでおくと良い作品のひとつでしょう。
1990年代イチオシ!
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
関連記事>40.『私が彼を殺した』(1999年)
おすすめ度:8点
加賀シリーズ第5弾。3人の容疑者を追い詰めていき……加賀の推理が冴え渡ります。
東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」の読む順番、おすすめランキング
関連記事>41.『白夜行』(1999年)
おすすめ度:10点
東野圭吾の長いキャリアの中でも、最高峰に位置づけられる傑作。多少癖はあるものの、東野圭吾の作品群では、早い段階で読んでおくと良いでしょう。
1990年代イチオシ!
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]このブログの東野圭吾オススメ20作に選定!
関連記事>1990年代はここまで。実に28作品。1年に約3冊というハイペースで精力的に作品を創り続けました。
次のページでは、いよいよ2000年代に突入です。直木賞を受賞したあの作品も登場します!